PTA入らない割合は?PTA加入問題・廃止した学校についてご紹介

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新米お父ちゃん
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何かと話題が尽きないPTA問題。どの家庭でも必ず一度は加入する機会が訪れると思います。今回はPTA加入の割合や廃止した学校などについてご紹介させていただきます!

PTAについて

PTAとは、「Parent Teacher Association」の頭文字をとった略語であり、日本においては各学校で組織された保護者と先生の会を意味します。

本来は任意加入であり、加入を義務付ける法律などは存在せず、児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方です。

新米お父ちゃん
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任意加入とは分かりつつも「加入しないと嫌がらせを受けたり」「保護者同士の関係が悪化する」などの話を聞くと入らないといけないと思ってしまいますよね。

PTA加入の現状についてアンケートを実施

近年、共働き夫婦の割合の増加、教育環境の変化などよって「PTAのあり方」について見直されるようになりました。
ネットやSNSなどではネガティブな情報が拡散されるなど、実際の運営が困難となることも多いようです。

2024年2月19日に「全国の10代から60代以上のYahoo!JAPANユーザーの男女2000人」を対象にPTA加入の現状についてアンケートが実施されました。

今、PTAに入っていますか?

PTAに入っていない

PTAに入っている

引用:約4割がPTAで「嫌な体験した」、保護者の本音は? 2000人調査

PTAに入っていないの割合が6割近く、「もともと入るつもりがなかった」という声が多く見受けられました。

新米お父ちゃん
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想像していたよりも加入率が低くて驚きましたね。

PTAがあったことで嫌だった体験の有無

ない

ある

引用:約4割がPTAで「嫌な体験した」、保護者の本音は? 2000人調査

「意見が対立して関係が悪化した」などマイナスの意見もありますが、「多くの情報や体験が得られた」「ネットワークが広がった」などプラスの体験談も多く見受けられましたね!

PTAの必要性について

必要ないと思う

必要だと思う

「どちらとも言えないが」40%

引用:約4割がPTAで「嫌な体験した」、保護者の本音は? 2000人調査

必要派の意見としては「子供の教育には親同士の協力が必要」「学校だけではまかないきれない」などがありました。
必要ない派の意見としては「無理やりやらされている感じがする」「面倒な存在になってしまっている」など、根本的なPTAの存在に対して疑問を持っている人が多数いるようでした。

新米お父ちゃん
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どちらともいえない派の中には「外部委託」「時代に合わせたPTA改革」など必要性を指摘する声が多く上がっておりました。

PTAを廃止(解散)した学校

昨今はPTA加入者の減少に伴い、人手以外にも金銭的にPTAの存続が難しくなっている学校が増え続けております。
その中で「代行サービス業者」に委託したり、PTAを廃止にする学校もあるようです。

東京都立川市にある「立川市立柏小学校」では、2022年度を最後に「PTAの解散」を決定しました。
保護者を対象にPTA存続のアンケートを行ったところ、なんと98.7%の方が賛同をした結果になりました。

引用:保護者の98.7%が賛同…小学校で“PTA解散”決断 学校「一旦リセットと前向きに」会費等なしで活動する学校も

新米お父ちゃん
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その後「立川市立柏小学校」では必要性があるものは有志の活動として継続し、不要なものは廃止するなど柔軟な動きをされているようですね!

PTAの問題について

PTAの非加入者が増えているなか、「卒業記念品の配布」などの問題があるようです。
一部の学校ではPTA会費から「卒業記念品」を購入しており、それを会費を払っていない家庭へ配布するべきなのか?と議論になっています。

親の都合で子どもに不平等が生まれてしまうのは、仕組みとしてあまり良いものではないですよね。

まとめ

PTA加入の現状と問題についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
数年前まではPTAに加入することが当たり前という認識がありましたが、時代の変化とともに考え方も変わってきているようです。

新米お父ちゃん
新米お父ちゃん

本来は「児童生徒」ためのボランティア活動が目的のはずなので、現代の家庭・働き方に合った制度づくりをみんなで考えていきたいですね!