「出生前診断に興味はあるけれど、費用が高そうで不安…」「安いクリニックって、ちゃんと検査してくれるの?」
妊娠がわかった時期に、こうした悩みを抱える方は少なくありません。特に初めての妊娠だと、そもそもどんな検査があるのか・どう選べばよいのかすら分からないことも。
この記事では、費用の安さと信頼性を両立した出生前診断の選び方を、初心者にも分かりやすく解説。2025年最新の情報をもとに、費用が安いおすすめクリニックの比較表も掲載しています。
出生前診断とは?初心者でもわかる基本知識

出生前診断とは、妊娠中に胎児の先天的な病気や染色体異常の有無を調べる検査です。
主に以下の3種類があります。
検査名 | 特徴 | 実施時期 | 検査方法 |
---|---|---|---|
母体血清マーカー検査 | 安価で受けやすい | 妊娠15〜20週 | 母体の血液を採取 |
コンバインド検査 | 首のむくみ+血液検査で精度UP | 妊娠11〜13週 | 超音波+血液 |
NIPT(新型出生前診断) | 高精度・安全性高い | 妊娠10週〜 | 母体血液で胎児DNAを解析 |
中でもNIPT(非侵襲的出生前遺伝学的検査)は、費用がやや高めですが精度が非常に高く、近年は自費診療のクリニックを中心に広がっています。
出生前診断を選ぶ際のポイント|費用だけじゃない比較軸
価格だけで選ぶのは危険です。以下のような比較基準を押さえましょう。
1. 費用
- 相場:NIPTの場合 8〜20万円
- 安さ重視なら、自費診療専門のクリニックがおすすめ
2. 認可の有無
- 認可施設:提携産婦人科で紹介が必要/35歳以上など条件あり
- 無認可施設:誰でも受けられるが、信頼性の確認が必要
3. 検査精度・対象疾患
- ダウン症・18トリソミー・13トリソミーが基本
- オプションで性別や微細欠失も対応する施設も
4. サポート体制
- 遺伝カウンセリングの有無
- 結果通知までのスピード(最短3日〜1週間)
費用が安い出生前診断クリニック比較表(2025年最新版)
以下は、2025年時点で費用が比較的安く、人気のあるNIPT対応クリニックをまとめた表です。
クリニック名 | プラン名 | 主な検査項目 | 税込価格 | 支払い方法 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|
NIPT平石クリニック | 基本検査(A) |
・13,18,21トリソミー ・性染色体検査 ・性別判定 |
198,000円 (分割:19,800円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | 公式サイトを見る |
全染色体検査(B) |
・1~22番染色体トリソミー ・性染色体検査 ・性別判定 |
231,000円 (分割:23,100円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | ||
微小欠失検査(C) |
・1~22番トリソミー ・性染色体検査 ・微小欠失6種 ・性別判定 |
253,000円 (分割:25,300円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | ||
青山ラジュボークリニック | Aプラン(ベーシック) |
・13,18,21トリソミー ・性染色体検査 ・(性別通知可) |
132,000円 (分割:13,200円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | 公式サイトを見る |
Bプラン(アドバンス) |
・13,18,21トリソミー ・全染色体トリソミー ・性染色体検査 ・(性別通知可) |
165,000円 (分割:16,500円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | ||
Cプラン(フルセット) |
・13,18,21トリソミー ・全染色体トリソミー ・微小欠失検査 ・性染色体検査 ・(性別通知可) |
187,000円 (分割:18,700円×10回) |
頭金不要/手数料無料 | ||
ミネルバクリニック | ライトNIPT |
・染色体検査 ・遺伝カウンセリング ・性染色体検査(無料オプション) |
176,000円 | 要確認(公式案内) | 公式サイトを見る |
スタンダードNIPT |
・染色体検査 ・遺伝カウンセリング ・性染色体検査(無料) ・微小欠失4種 |
198,000円 | 要確認(公式案内) | ||
プレミアムNIPT |
・染色体検査 ・微小欠失8種 ・全染色体トリソミー ・異数性、部分欠失・重複 ・性染色体検査(無料) ・遺伝カウンセリング |
275,000円 | 要確認(公式案内) |
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よくある質問(FAQ)
Q1. 安いNIPTは信頼できますか?
→ 費用が安くても、提携医療機関や検査機関がしっかりしていれば問題ありません。口コミや医師の情報をチェックしましょう。
Q2. 35歳未満でも受けられる?
→ 無認可クリニックなら年齢制限はありません。条件に縛られず、早期に検査できます。
Q3. 費用以外に注意点は?
→ 結果後のフォロー体制(カウンセリングや紹介)があるか、事前に確認することが大切です。
まとめ|「安い+安心」で選ぶなら、自費診療クリニックが狙い目!
出生前診断を受けるか迷っている方にとって、「費用の安さ」はとても大切な判断軸です。
ただし、安さだけでなく信頼性・フォロー体制・検査精度も重視しましょう。
特に以下のような方には、自費で受けられるNIPTクリニックが向いています。
- 妊娠10週を超えたばかり
- 年齢制限や紹介状の手間を省きたい
- 短期間で結果がほしい
- 費用を抑えつつ、しっかりした検査を受けたい