異次元の少子化対策の具体例は?2024年以降の制度開始時期について

家計管理について話し合う家族

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新米お父ちゃん
新米お父ちゃん

急速に進む少子化に対する「異次元の少子化対策」の具体例について。2024年以降変わっていく子育て支援制度についてご紹介いたします!

この記事でわかること
  • 2024年以降に変わる、「異次元の少子化対策」の具体例について

2024年以降変わっていく子育て支援制度

政府が掲げた少子化対策の「こども未来戦略方針」。具体的に何が変わるのか。

今回は特に子育て世帯に影響がありそうな内容をご紹介させていただきます。

児童手当の拡充

2024年(令和6年)10月から制度の拡充が開始されます!
  • 支給期間が高校卒業まで延長
  • 所得制限の撤廃
  • 多子世帯は3人目以降増額(3万円 / 月)

参考資料:(厚生労働省)こども未来戦略方針の具体化に向けて

2024年10月以降の制度内容に対応した「児童手当計算シミュレーション」サイトがありますので、今後の家計管理について見直してみましょう!

 

2024年10月以降の児童手当の支給額
  • 0歳〜3歳未満 15,000円
  • 3歳〜小学校終了前 10,000円
  • 中学生 10,000円
  • 高校生 10,000円

※第3子以降は全期間30,000円の支給となります。

支給時期は毎年2月・6月・10月に前月までの4ヶ月分をまとめて支払う形でしたが、2024年10月以降は支払い回数を年6回に増やす意向を政府は示しています。

 

育児・時短勤務

2025年(令和7年)年度から制度改正の予定です!
  • 育休時の給付率が手取り10割相当へ引き上げ
  • 時短勤務への特別給付を追加(こどもが2歳未満の期間のみ対象)

参考資料:(厚生労働省)こども未来戦略方針の具体化に向けて

育休給付率(10割相当)の対象期間は最大28日となるようです。

 

こども誰でも通園制度

2024年(令和6年)年度から試行事業として開始!
  • 保護者の就労を問わず、誰でも保育園を利用できるように

参考資料:(厚生労働省)こども未来戦略方針の具体化に向けて

0歳6カ月~満3歳未満が対象となり、一人当たり「月10時間」が上限となるようです。

まだ試行事業なので検証を重ねて、制度内容が変わる可能性もありそうですね!

 

出産費用

2026年(令和8年)年度を目処に検討
  • 公的医療保険の適用(正常分娩の場合でも)

出産は保険が適用されるだけでも数十万円規模の補助になるので影響は大きいですよね。

 

まとめ

2024以降、子育て制度が拡充されていく一方で財源確保のため、2026年度から「子育て支援金」の徴収が開始される予定です。

物価高も続いておりますので家計管理はこれまで以上に、気を引き締めていく必要がありそうですね!