2025年版|世田谷区の保育園は入れる?保活の裏ワザ・倍率・リアルな体験談まとめ

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「世田谷区って子育てに良さそうだけど、保育園はやっぱり激戦?」 そんな声をよく耳にします。確かに、公園や教育環境は申し分ない一方で、認可保育園の倍率は都内屈指。私自身も2024年に保活を経験し、その情報量と選択肢の多さに最初は戸惑いました。

この記事では、実際に保活をして感じたことも含めて、世田谷区での保育園探しの流れをまとめました。特にこれから初めて保活に挑む方が「まず何から始めればいいのか?」がクリアになるよう意識して書いています。

世田谷区には認可保育園が約250園と、23区内でもトップクラスの数。ただ、人口に対しての保育定員は足りておらず、特に1歳児クラスの倍率は例年4〜5倍になることもあります。

  • 認可保育園数:約250園
  • 年間申込件数:約15,000件
  • 1歳児の平均倍率:3〜5倍(園により差あり)

いわゆる“待機児童ゼロ”と発表されていますが、実際には「希望する園に入れなかった=実質待機」という家庭も少なくありません。


時期内容
4月〜6月区の説明会に参加。保育園のリストアップ開始
7月〜9月保育園見学(予約必須)
10月〜11月認可保育園の申込準備・書類記入開始
12月初旬提出締切(例年12月上旬)
翌年2月上旬一次選考結果通知
2月中旬〜二次募集、認証保育園との調整期

申込書類は数も多く、区役所からの案内もPDF中心なので、早めに確認しておくと焦らずに済みます。

▶ 公式ページ:世田谷区 認可保育園の申し込みについて


保育園の入園選考は点数(指数)で決まります。

  • 両親フルタイム:20点+20点
  • 兄弟在園、ひとり親、育休明けなどは加点あり
  • 同点多数の際は、調整指数(地域在住年数、通勤時間など)で調整

点数の一覧は以下に掲載されています。内容が細かいので、一度目を通しておくと安心です。

▶ 指数の詳細:世田谷区 保育の必要性の認定について


私の体感と周囲の声から、以下のような傾向があります。

【倍率が高いエリア】

  • 三軒茶屋、駒沢大学、経堂周辺:駅近で交通アクセスが良く、人気集中
  • 成城、等々力:私立小と並行して検討されることもあり、申込数が多い

【比較的入りやすいエリア】

  • 用賀、桜新町:認証保育所も多く、選択肢が広がる
  • 千歳台、奥沢周辺:駅から離れた住宅街に空きが出やすい

小規模園や新設園も狙い目です。倍率が低くても、環境や保育士さんとの相性で十分満足できる園は多い印象です。


認可保育園一本勝負は正直リスクが大きいです。特に1歳児クラスは年度によって大きく波があるため、認可外や認証園の併願は事実上必須。

  • 秋頃から認可外の説明会が始まります
  • 人気園は仮申し込みで埋まるのが早い(11月中には動く)
  • 認可に内定すればキャンセル可能な園もあります(事前に確認必須)

▶ 認可外施設一覧:世田谷区 認可外保育施設について


私自身は桜新町近辺で保活を経験しました。

  • 駅近園を第一希望にして落選→バス10分圏内の小規模園で内定
  • 区の窓口は丁寧だけど、書類は予想以上に細かくて2回提出し直しました
  • 認証園の見学は実際に子どもを連れていくと、先生の対応がよく分かる

周囲のママたちも「第二希望で通えたのが逆によかった」と言っている人が結構多いです。


  • 希望する園だけでなく、通える範囲の園を広くリストアップする
  • 区の公式情報だけでなく、体験談や口コミも参考にする
  • 認可外・認証は「万が一」の保険ではなく、保活戦略の一部として活用する

正直なところ、世田谷区の保活は情報が多くて疲れます。でも、丁寧に準備すれば、無理なく良い園と出会える可能性も十分あります。